三方倉山(20171102)

宮城県は秋保温泉の先にある大東岳や磐司岩で有名な二口山塊。

その玄関口にある三方倉山に下見に出かけました。

今回はブナ平コースから登ってシロヤシオコースを下りる周回ルートを。

途中、三方倉山から鷹ノ巣山まで続く藪の稜線も偵察してきましたが、

刈り払い予定が遅れていて、ホントのヤブでしたw

 

スタートは二口キャンプ場の駐車場から。

渓谷の紅葉がドンピシャでした👌

雨が降るとすぐ冠水にする沢沿いの登山道も通れて一安心。

 

ブナ平コースはその名の通り、

綺麗なブナの林の中を登っていきます✨

 

このブナ林は、何がスゴイかというと、、、

爪痕。

そう、ツキノワグマさんの爪痕です💦

しかも結構大物ですねっ💦💦

古い爪痕は、木が成長すると広って大きくはなるのですが、、、

ガシガシ登ってます💦💦💦

いったいのべ何頭の熊さんが、このブナの木を登ったのでしょうか?

木登り大会でもしてたのかな?と思わせる爪痕の数です。

双子ブナも良〜く登られてますね。

 

こちらは変わり種で、

爪痕が線になってますね。

これは、熊さんが木から降りるときにつけたものだと思われます。

 

(例外もあるでしょうが)

・点で付くのは登る時

・線で付くのは降りる時

 

真新しい爪痕も発見

これはごく最近のもの、まだ木屑が出てますね。

後ろのヤブから挨拶に出てきそうな臨場感が楽しめましたよw

 

では何のためにブナの木に登るかというと、やはりお目当はコレでしょうか、

ブナの実。

毛もじゃな殻にそばの実みたいな種が2つずつ入ってます。

殻を剥いて食べると、カシューナッツのような味で結構美味しいですよ♬

熊さんが大好きな味ですね。

 

また、熊の仕業ではない別のフィールドサインも見つけました。

木肌がごそっと剥がれていますね。

これはきっとカモシカさんの仕業だと思います。

 

縄張りの主張のために眼下腺を木に擦り付ける習性があるのですが、

そのときにツノがあたって付いたものでしょうか。

 

たくさんの動物の痕跡と気配を楽しみつつ(実際は結構、怖い笑)

三方倉山の山頂に出ました。

結構な急登が楽しめる里山でしたよ。

下りは頭を隠した大東岳と磐司岩を眺めながら。

 

今年はブナの実もミズナラのドングリも結構付いていたので、

里に下りてきて駆除されることがないようにね、熊さん!

 

登山ガイド 五十嵐 潤