Denali(6,194 m)vol. 1

登山期間(2013年05月20日〜06月21日)

当時、数年間の目標だったアラスカのDenali(デナリ、かつてはマッキンリー/Mckinleyとも呼ばれていた)に挑戦するためにアラスカへ。

実はこの時、初めての「海外登山」どころか「初海外旅行」だったりして笑

ワクワクよりもドキドキで一杯の旅立ち。

事前に取得せねばならないDenaliに登るためのパーミッション。

単独行だったので「ソロフォーム」という特別な申請も追加で必要だった。

登山中に一番怖いのが雪で覆われて姿を隠したクレバス、「ヒドゥンクレバス」への墜落。

そのための対策は?という質問項目に、

「スノーシューを使用する。落ちたらアイスクライミングで登り返す。」と答えたの覚えている。

当時、まだ20代だった私は本気でそう答えていたのだから、、、恐ろしい。

 

今回の登山計画。

単独行(実際には世界中からきた他パーティーが沢山いたので山は割と賑やか!)なので、

「ライト&ファスト」をモットーにほぼワンプッシュの行動計画。

 

アンカレッジでは日本人の加藤さん夫婦がやっているB&Bにお世話になり、登山装備の準備を進めた。

日本から持ち込んだ食料と合わせて2週間分の食料と燃料を準備。

  

現地の日清「Top Ramen」はもう二度と食べたくないくらい連続して食べた。

  

登山の起点となるタルキートナ(Talkeetna)まではアラスカ鉄道に乗って、

「世界の車窓から」的な景色を眺めながら向かう事に。

 

タルキートナは1,000人にも満たない小さな村だが魅力的な土地だった。

  

重い登山装備一式を列車からを下すのは大変だったのだが、

この先これらを持って登山をするのかと思うと先が思いやられた。

  

タルキートナではデナリ国立公園のレンジャーステーションへ出向き、

登山者に義務付けられているオリエンテーションに参加した。

この時点での今シーズン登頂者はわずか5名!

Denaliの平均登頂率はわずか30%だと聞いて驚いた。

  

レンジャーステーションの壁や天井には登頂者たちの旗が飾られていて、

聞いたことある名前もチラホラ。

(登山後に私の旗もここに預けてきたが、どーなっていることやら?)

タルキートナでは、アンカレッジでたまたま出会ったお二人と一緒に過ごした。

今やガイドの大先輩であるMSJさんとRhysmworksの旭さん。

私にとってはガイド業を始めるきっかけになった素晴らしい出会いでした。

  

ベースキャンプにはセスナで飛ぶ。

何社かあるのだが、今回はTAT(Talkeetna Air Taxi)のお世話になった。

  

離陸するとすぐに雪山と氷河の末端が見えてきた。

  

空からだと大きなたくさんのクレバスが口を開けているのが良くわかる。

ベースキャンプへ向かう飛行機のパイロットは通称「ブッシュパイロット」と呼ばれ、

気流が読めない入り組んだ氷河地形を飛ぶプロだ。

しかも、完全な「有視界飛行」のため、天気が良い日にしか飛べない。

タルキートナで1週間も足止めされる登山者もいるので、スムーズに乗れた今回はかなりラッキーだった。

Denaliのベースキャンプはカヒルトナ氷河の上にある。

いよいよ、登山の開始!